コネクタールール

※追記・修正の可能性高し



１．はじめに
　本ルールは、ドライヴをコネクトできる者『コネクター』の為に存在するものであり、
　コネクターは、コネクト協会(以下、協会)の定めたこのルールを守る義務を持つ。
　ルール違反を課した者は『違法コネクター』(第１４項参照)とする。

　コネクターは、コネクター・ルールの内容を了承した上で登録しているものとする。



２．コネクター登録
　コネクターは、登録の際に個人情報、声紋、指紋を協会に提示し、承認された者を言う。
　しかし、個人情報に虚無または違法経歴が存在する際、登録は認められない。
　また、満２０歳以下の者は、登録の際に保護者の承認が必要である。



３．コネクターとドライヴ
　コネクターはドライヴを複数所持できるものとするが、使用できるドライヴは一つと定める。
　また、コネクターは複数人で一つのドライヴを共用する事はできない。
　ただし、身体障害等の理由がある者に関しては、協会に申請する事で許可を得る事ができ、
　最大二人によるドライヴ共用を可能とする。

　ドライヴは携帯電話の機能も持ち合わせたツールであり、
　別途使用料が必要となるが、各種電信会社と契約することで、携帯電話としての利用も可能になる。



４．ランク規制
　コネクターはランクによって、評価、ドライヴポイントの獲得が決まる。
　ランクはＥ、Ｄ、Ｃ、Ｂ、Ａ、Ｓ、ＳＲ（ソーラレイカー）の全７ランクあり、
　最初はＥランク・コネクターと定める。
　ランクアップ、ドライヴポイントに関しては別項にて記載する。



５．ドライヴ規定
　コネクターは自由にドライヴの形状などを決め、自分だけのドライヴを作る事が出来る。
　ドライヴには可変機構の搭載を許すものとするが、最大で３形態までとする。
　他コネクターのドライヴとの合体、分離は違法とし、以下のような合体も認めない。

　・一体が武器型に変形し、もう一体がそれを装備する。
　・アクティブ・ウェポンを利用しての合体。（通信伝達ケーブルのようなもの等も含む）
　　ただし、機体回復機能、エネルギー補給機能を持つアクティブ・ウェポンによる一時的なものは例外とする。

　ドライヴの作成はコネクト協会公認のツールソフトを使用し、ソフトで定められた重量値などを考慮して作成する。
　ドライヴの詳細データは『ドライヴ・マスター』により自動設定され、データの書き換えはできない。



６．ドライヴポイント
　ドライヴポイントは、コネクト・バトルによって得られるポイントであり、
　１ポイント＝１０円として、ショップ内での金銭としての使用、
　ドライヴの携帯電話機能の使用料を払う事ができる。
　ただし、他コネクターとの共用は認めず、同様にポイントの貸し借りも認めない。
　また、ドライヴポイントを現金へ換金、現金をドライヴポイントへ換金はできない。

　ドライヴポイントを獲得する額は、個人の戦績、相手コネクターのランクなどによって定められ、
　使用ドライヴに自動的に加算される。



７．コネクト・バトル
　コネクト・バトルはコネクト協会の派遣した審判が認めたバトル、
　定期的に開催されるトーナメント戦を公式戦と定め、それ以外は非公式戦と定める。
　非公式戦の場合、ランクアップ、ドライヴポイント獲得は無効とされる。

　コネクト・バトルは原則的にシングル戦、コンビ戦、チーム戦の三つに分けられる。
　また、ショップに設置されているバトル・フィールド、
　トーナメントなどで特別設置されるバトル・フィールド以外でのバトルは違法とする。
　当然、ネットワークを通じてのコネクト・バトルも禁止とする。

　バトルの勝敗はドライヴのパワーゲージが０％による機能停止、または降参が上げられた場合に決まる。
　この時、対戦相手が自分より上位ランクの場合、ランクアップが認められ、獲得ポイントも上昇する。
　同ランク、下位ランクが相手だった場合、コネクト・バトルにおいて５連勝する事でランクアップを認める。
　ただし、ＳＲランクへのランクアップは、コネクト・バトルでは採用されない。
　ＳＲランクのランクアップに関しては、ＳＲコネクターの項に記載する。
　バトルで８連敗するとランクダウンが決定する。

　両者のドライヴのパワーゲージが０％または、エネルギーゲージが０％による行動不能の場合、
　バトルは引き分けと判定され、ランクアップは無効であるが、両者に対してポイントの獲得が認められる。
　ただし、通常獲得する値より下がるものとする。

　バトルは基本的に、シングル（１対１）、コンビ（２対２）、チーム（両チーム３名以上）とし、
　チーム戦においては、合意の上で３対４などの変則を認める。
　下記にチーム戦におけるバトルのルールを記載する。

　・総当たり戦
　　全員一斉攻撃によるバトル。
　　相手チームの全滅、バトル前に登録したリーダー機の撃墜によって勝敗を決める。

　・勝ち抜き戦
　　両チームより一名を出し、連続でシングル戦を行うバトル。
　　一戦毎にパワーゲージのみ回復する事ができ、引き分けの場合、両チーム次のメンバーがバトルをする。
　　先に相手チームのメンバーを全て倒したチームが勝利する。

　・キューブバトル
　　バトル・フィールドに設置された複数のキューブでシングル戦を行うバトル。
　　キューブ内の対戦相手はランダムで決められる。
　　チームの勝利数によって勝敗が決まるが、同点による引き分けだった場合、
　　チームから代表者一名を選出し、代表者によるシングル戦で勝敗を決める。


　全てのバトルにおいて、第三者の乱入は違法と定める。
　ただし、変則のチーム戦では、同チームメンバーの乱入を認める場合もあるが、
　乱入したドライヴはパワーゲージ４０％以下、性能１０％ダウンの状態となる。

　バトル中において違法行為が確認された場合、フォース・コネクターによる『制裁』が行われ、
　フォース・コネクターにおいては、そのバトルの乱入が認められる。
　また、バトルは公式戦に関わらずランクアップ、ドライヴポイント獲得は無効とする。



８．ＳＲランクについて
　ＳＲランクに関しては、他ランクとの違いがある為、ここに詳細を記載する。
　ＳＲランクへのランクアップは、コネクト・バトルでは行わず、定期的に開催されるトーナメントで行う。

　トーナメントにはＳランクコネクターのみ出場が認められる。
　また、トーナメントへの登録前に、ソード、マグナム、ディフェンド、ストームの４クラスのうち、
　いずれか一つのクラスを選択する。

　選択したクラスは、同名クラスのフォース・コネクターへのバトル挑戦権に影響するものである。
　挑戦権は、そのクラスのトップに立つコネクターのみとし、クラスの途中変更は不可能とする。

　ＳＲランクのクラス内ではランキングがあり、ランクアップした当初は最下位からスタートする。
　ランキングは１週間のペースで更新され、戦績によって影響される。
　ただし、トーナメント戦などによる特別バトルの戦績では影響されない。

　ＳＲランクのコネクターは、公式戦、非公式戦問わず敗北を許さないものとする。
　敗北した場合は即座にＥランクへと落ち、今まで使用していたドライヴは使用不可能とする。
　ただし、再びＳＲランクに上がった場合、そのドライヴの使用を認める。
　これは、あくまで通常のコネクト・バトルにおけるものであり、トーナメント戦においては起用されない。



９．フォース・コネクター
　フォース・コネクターは、ＳＲランクの最高位の総称であり、全コネクターの頂点に立つコネクターの事である。
　フォース・コネクターには証である『ドライヴ＝レガリア』が与えられ、
　コネクト・バトルにおける絶対的な権限を持ち、全てのコネクターの模範コネクターである事を定める。

　フォース・コネクターはバトルにおいて、ＳＲランク・コネクターと同等の扱いとなる。
　しかし、フォース・コネクターとしての功績がある場合は、ドライヴの使用禁止のみ免除される。

　フォース・コネクターになるには、現在のフォース・コネクターにコネクト・バトルで勝利しなければならない。
　バトルにおいて、フォース・コネクターはドライヴ＝レガリアの使用を認めない。
　ただし、バトル中において、ドライヴ＝レガリアの意思による装備は認めるものとする。
　バトルの挑戦権はＳＲランクのトップであるコネクターのみ所有し、
　フォース・コネクター自らが相手を指定した場合は特例とする。

　フォース・コネクターがＳＲランク以外のコネクターに敗北、または引退によって不在となった場合、
　ＳＲランクの該当クラスに所属するコネクターによる特別リーグ戦を行い、
　その中で最も優秀だったコネクターが選ばれるものとする。
　また、フォース・コネクターに勝利したＳＲランク以外のコネクターに対しては、
　特例としてＳＲランクへのランクアップを認めるが、フォース・コネクターは特別リーグ戦で決めるものとする。
　尚、フォース・コネクター選抜はトーナメント戦扱いとする。

　フォース・コネクターになったコネクターは、原則的に『ドライヴ＝レガリア』を所持するが、
　『ドライヴ＝レガリア』が拒絶した場合、そのコネクターは何らかの悪意を抱いているものとし、
　フォース・コネクターの称号を剥奪する。その場合、再び選抜戦を開催する。

　フォース・コネクターは、ドライヴ・マスターから下された命令に必ず従う。
　理由もなく背いた場合、違法コネクターと認識し、他のフォース・コネクターから裁きを受ける事となる。



１０．バトルハンデ
　コネクト・バトルにおいて、上位ランクのコネクターにはハンデを背負う事を定める。
　ハンデは両者のランク差、戦績によって審判が決めるものとし、
　主にパワーゲージの最大値制限、性能低下が挙げられる。

　また、フォース・コネクターにおいてはランク差、戦績によって『ドライヴ＝レガリア』使用不可能を
　課す事がある。



１１．アクティブ・ウェポンについて
　アクティブ・ウェポンは市販の物、自作の物を使用する。
　自作のアクティブ・ウェポンは、コネクト協会に申請・承諾によって、バトルでの使用が認められる事となり、
　申請のないアクティブ・ウェポンは違法ウェポンと定める。
　ただし、ショップ設置のシミュレータでの性能テスト等の理由による使用は認める。
　また、製作したアクティブ・ウェポンは、その性能等から消費ポイントの額が決められ、
　現金での支払いは不可能とする。

　以下のアクティブ・ウェポンは違法ウェポンとし、購入、製作及び使用を禁ずる。
　・空間操作関連アクティブ・ウェポン
　・オートマータ・システム
　・リバイヴシステム
　・ドライヴ遠隔操作システム
　・重力制御関連アクティブ・ウェポン
　・精神操作系アクティブ・ウェポン
　・データハッキング系アクティブ・ウェポン

　※違法パーツの詳細は別ページにて記載。


　バトル中のアクティブ・ウェポンの交換、追加は認めないものとする。
　また、バトル中においてアクティブ・ウェポンを他ドライヴに受け渡しする事は可能とするが、
　その場合、アクティブ・ウェポンの性能は半減し、バトル終了までその効果は継続する。

　ビットシステム等によるアクティブ・ウェポンの分離は使用可能とする。
　また、装備しているアクティブ・ウェポンを排除するのは可能ではあるが、
　そのアクティブ・ウェポンはバトル終了まで装備不可能とする。

　アクティブ・ウェポン同士の合体は認めるが、自ドライヴが装備しているアクティブ・ウェポンのみとする。
　ただし、スキル・プログラム使用による他ドライヴのアクティブ・ウェポンとの合体は許可するものとし、
　合体後のアクティブ・ウェポンはコネクト協会に申請・承諾しておかなければ、使用不可能とする。

　アクティブ・ウェポンは他コネクターに任意の上で受け渡し、交換を可能とする。
　ただし、アクティブ・ウェポンをバトルで賭ける事は違法行為と定める。



１２．スキル・プログラムについて
　スキル・プログラムとは、二体以上のドライヴによる連携攻撃用のプログラムを示す。
　スキル・プログラムはコネクト協会に承諾を得たもののみ使用できる。
　しかし、スキル・プログラム発動を利用したドライヴ同士の合体は認めない。



１３．コンビ、チームについて
　コンビは２名のコネクターが両者合意の上で登録する事でコンビとする。
　しかし、Ａランク以上のコネクターは、同じＡランク以上のコネクターとしかコンビを組む事は許されない。

　チームは、３人以上のコネクターを登録する事でチームとする。
　チームには必ずチームリーダー、チームサブリーダーを選出し、登録する事。
　チームリーダー、チームサブリーダーにはランクなどの規制はない。

　コンビ名またはチーム名は、既存の名称以外で登録する。

　バトルによるランクアップなどは、普通のコネクト・バトルと同じだが、
　相手コネクターが一人でも同ランクまたは低ランクである場合、５連勝ランクアップが起用される。

　コンビ、チームには総合ランクがつけられる。
　総合ランクは、メンバー全員のランクポイントの合計を平均したランクポイントによって決まる。
　以下に各ランクのランクポイントを記載する。

　ＳＲランク　１５０ポイント※
　　Ｓランク　１２０ポイント
　　Ａランク　１００ポイント
　　Ｂランク　８０ポイント
　　Ｃランク　５０ポイント
　　Ｄランク　３０ポイント
　　Ｅランク　１０ポイント

　　※フォース・コネクターはランクポイント２００

　なお、平均値を算出したランクポイントが上記のランクポイントに一致しない場合、
　数値の近い下位ランクが総合ランクとなる。
　(例)平均ランクポイント１１８　→　総合ランク　Ａランク

　総合ランクは、トーナメント戦などの参加時に起用されるものであり、
　コンビ、チーム戦におけるハンデの判定では全く起用されない。



１４．違法コネクターについて
　コネクター・ルールを破った違法コネクターは、ドライヴ・マスターより機能強制停止と厳重警告が下される。

　違法コネクターは後日、協会より違法内容、一定ポイント剥奪、ランクダウンなどの処罰が書状される。
　再び違法行為を行った場合、ドライヴ・マスターによる機能強制停止は発動せず、
　フォース・コネクターによる制裁を受ける事となり、より厳しい処罰が下される。

　違法内容によっては、コネクターの除名を行う。
　コネクターを除名された者は、二度とドライヴを使用する事ができないものとする。



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