TALES OF DESTINY

(テイルズ オブ デスティニー)


 ・ストーリー(PS版との差異)
  ストーリーはPS版と変わらないが、至る所でシーンの追加が成されている。
  特に一番の人気キャラであるリオンの追加シーンは、声優の緑川光さんも満足できるものとなっている。


 ・戦闘
  今回の戦闘は、チェイン・キャパ(以下CC)システムと言う新システムが盛り込まれている。
  CCは攻撃や特技を繰り出す為に必要なポイントで、これが高ければ高いほど攻撃できる回数が増えるが、
  低いと通常攻撃→特技のような連携も出し難くなる。
  また、従来のTPがなくなっている事から、プレイヤーによっては意見が分かれていると思われる。

  戦闘ではキャラ別に秘奥義が追加されており、発動には戦闘中にブラストゲージを溜める必要がある。
  発動は攻撃・特技を使用時にL1キーを押し続けていれば発動する。
  ブラストゲージはダメージを受けるなどで溜まるが、装備品によって任意に溜める事も可能。
  なにより、全キャラに秘奥義が盛り込まれているのが嬉しい。


 ・キャラクター
  パーティーメンバーに追加・変更・削除はなし。
  あえて言うなら、主人公スタンの妹・リリスはPS版では隠しキャラに近い扱いだったが、
  PS2版ではある条件を満たすと仲間になると言う分かり易い状態になっている。


 ・その他
  今回は自動で経験値稼ぎをやると、デスティニー2で登場し、今回の隠れボスでもある、あのお方が登場(汗
  スタッフ曰く、「楽して経験値稼ぎをしないで♪」(一部脚色)と言う名のお仕置きとか。
  また、PS版では別のソーディアンを装備できるなどのバグがあったが、今作ではなくなっている。


 ・総評
  リメイクと言う事もあり、期待通りの作品だったと思う。
  前作のファンだったプレイヤーとしては満足でき、TODと言う作品の良さを改めて知る事ができた。
  前作しかプレイしていない方や未プレイの方にオススメしても十分楽しめる作品と言っても良い。



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