TALES OF THE ABYSS

(テイルズ オブ ジ アビス)


 ・ストーリー
  今回のテイルズシリーズのストーリーは、自分を見つめ直す物語。
  外の世界を知らない主人公ルークとティアの接触から、全ては始まる。
  序盤は初めての冒険。中盤は世界を平和にする冒険。終盤は世界を救う冒険と言った感じ。


 ・戦闘
  今回の戦闘は、シンフォニアと似ているが、スキルによって自由に行動できる範囲が広い。
  また、FOF(フィールドオブフォニムス)と言う新システムにより、
  技、術によっては強力な技に変化すると言う特性を持つ。


 ・キャラクター
  今回のキャラクターは、ボケとツッコミの均等があるようでない(何)。
  しかし、物語において、キャラ全員が関わりを持っており、取り残される事がない。
  以下に主要メンバーについて。

  ・ルーク=フォン=ファブレ
  今回の主人公。ファブレ公爵の一人息子で、キムラスカ国王は叔父に値する。
  幼い頃、敵国に誘拐されかけたショックで記憶喪失となり、それ以来、屋敷に軟禁されていた。
  その為、外の世界を全く知らないお坊ちゃん。剣術の修行が唯一の趣味である。
  シリーズ初の髪型が変わる主人公。武器は剣。
  第七音素(セブンスフォニム)と言う力を持っており、一人で超振動の力を引き出す事が出来る。

  ・ティア=グランツ
  今回のヒロイン。ローレライ教団の教団兵で、第七音素を使う女性。
  ルークの師匠に襲い掛かろうとしてルークと接触し、超振動を起こして一緒に飛ばされる。
  そして、一緒にルークと旅をする事になり、徐々にルークに惹かれて行く。
  武器は杖。しかし、物理攻撃はナイフと言う罠。

  ・ジェイド=カーティス
  ルークにとっては敵国であるマルクト国の軍人で、階級は大佐の35歳。
  しかし、その若さはどう考えてもレジェンディアのウィルより若い気がする。(ウィルは29歳)
  マルクト皇帝の親友であり、懐刀。ネクロマンサーの異名を持つ。
  お茶目で嫌味な性格。武器は槍。

  ・アニス=タトリン
  ティアと同じローレライ教団の教団兵で、最高指導者である導師イオンの守護役。
  玉の輿を狙っており、ルークと知り合ってからは、未来の公爵夫人の座を狙っている。
  武器は杖なのだが、戦闘は背中の人形のトクナガに乗って戦う。
  ちなみに、トクナガは戦闘になると巨大化する特別な人形。

  ・ガイ=セシル
  ファブレ家に仕える使用人で、ルークに子守役兼兄貴分的な存在。
  女性が苦手な体質なのだが、女性に優しい声をかけてしまう自業自得な奴
  音機関に興味を示しており、その域はかなりのもの。と言うか、音機関大好き男。
  ルークと同じく武器は剣で、素早い攻撃を得意とする。

  ・ナタリア=ルツ=キムラスカ=ランバルディア
  キムラスカ王国の王女。ルークの幼なじみで婚約者。
  気高く誇り高い少女で、民を思う心は強い。王族の自覚が欠けるルークを叱る事もしばしば。
  第七音素が使え、治癒士としても役に立つ。武器は弓。

  ・ミュウ
  ローレライ教団が聖獣とするチーグルの子。
  ソーサラーリングによって会話をする事が可能で、さらには炎が吐ける。
  今回のダンジョンでの仕掛けを炎などで解く時の重要なマスコットキャラ。
  ルークに懐いているが、ルークからはブタザルと言われる事が……。

  ・アッシュ
  神託の盾(オラクル)騎士団の幹部六神将の一人で、別名『鮮血のアッシュ』。
  ルークと瓜二つであるが、その真実はストーリーで明かされる。


 ・敵
  今回、敵の強さはそこまでないかと思われる。
  しかし、今回は一定のボスキャラのみ、奥義や秘奥義を使ってくる
  奥義はまだしも、秘奥義の強さは、下手をすれば即死する事もあり。
  ザコ敵はそこまで苦にはならないが、ボスキャラは力が入れられている。


 ・ダンジョン、フィールドマップ
  今回のフィールド、ダンジョン共に不満はなし。
  フィールドについては、探索ポイントと言う交易品が入手できるポイントが幾つかある。
  移動機関は艦と飛行艇。飛行艇は、ストーリーが進むと陸上移動、水上移動が可能になる。
  しかし、今回の飛行艇は普通の平原にしか着陸、陸上移動ができない状態
  フィールドで入手する、とあるアイテムでパワーアップしないと、平原にしか着陸できない。

  ダンジョンは特に何もなし。道に迷う事もまずない。
  ただ、今回は仕掛けが色々用意されており、今までよりは若干楽しめる。
  ダンジョン内でのセーブポイントは、稀にアイテムを使ってダンジョンを脱出できる事も可能。


 ・総評
  今回は個人的に評価の高い作品だったのだが、ロードの時間が長い。
  今までのシリーズと違い、スムーズにプレイできない点が残念に思えるが、慣れれば問題ない。
  ストーリーにおいてもシンフォニアをより良い作品にしたもので、好感が持てる。
  間違いなく、オススメできるゲームである。



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