光の力を目覚めさせたハヤトが雷魔と激闘を繰り広げる頃、ゼロと《魔神》の戦いも繰り広げられていた。
《地龍》の霊戦機リクオーが両肩のカッターを外す。
「ツインスマッシャァァァッ!」
円盤型のカッターを投げる。《魔神》の怨霊機デスペランサは受け止めた。
巨大な両腕が展開し、砲門が現れる。
『バースト・ノヴァ!』
放たれる波動。リクオーは背中の長い砲身を持つグランドギガキャノンを手にした。
そして放つ。二つの波動がぶつかり合い、相殺される。
その隙に《魔神》は動いた。鬼を描いた《魔神》の称号が浮かび上がり、巨大な腕から鋭い爪が姿を見せる。
『終わりだ。デッド・フィニッシュッ!』
《魔神》の力に満ちた怨霊機がリクオーに襲い掛かる。
イシュザルト格納庫で、コトネは《幽鬼》に選ばれた男を睨んでいた。
「イシュザルトの内部に入ってくるなんてね。何が狙いだい?」
「さぁ……。ただ、この戦艦を手中に収める事が出来れば、私は最大の力を得る事が出来る」
「主砲を狙っているってわけか」
戦艦イシュザルトの主砲。それは、どんな兵器よりも強く、星など容易く吹き飛ばせる。
しかし、今は出力に問題があり、イシュザルト自身が封印しているのだ。
コトネは煙草を吸い始め、一息入れると拳を構えた。
「安心しな。誰も、あんたみたいな奴にイシュザルトは渡せないからね」
「それはどうでしょう? 私の霊力は相手を操る力。そう、《幽鬼》の力なのです」
男が腕を振り上げる。手中に霊力が集まり、光の糸を生み出した。
コトネが素早く動く。
「くらいな!」
アッパーを繰り出す。男は素早くそれを受け止めた。
コトネは驚く。正直、これを受け止められるとは思っていなかった。
「動きが読み難いですね。しかし、見切れないほどではない」
「……意外と、目は良いようだね。いや、"聖域(=ゾーン)"だね?」
「ご名答です」
意外と厄介だ。そうコトネは思う。
あの領域に入った人間の集中力は恐ろしく高い。それは、ハヤトを見ていれば分かる。
男は受け止めたコトネの拳に糸を巻きつかせ、さらに霊力を集中した。
拳に巻きついた糸から男へと光が流れる。霊力の光だ。コトネはすぐに距離を取り、糸を断ち切る。
しかし遅かった。霊力は消耗されている。
「霊力を消耗された気分はどうです? 霊力の消耗は、体力の消耗にも繋がりますから」
「チッ……」
舌打ちする。まさか、ここまで戦術を考えられていたとは予想していない。
男が静かにコトネへ近づき、霊力の糸で彼女の首を絞める。
「くっ……!?」
「もう少し楽しみたいのですが、こちらも時間がありません。しかし、ご安心を。すぐ楽になります」
「チッ……こ……の……!」
獣のような瞳で睨みつける。その眼光は鋭い。
首を絞めている糸が強まり、顔色が青ざめて行く。男は静かに笑みを溢した。
さらに首を絞める糸で霊力を奪う。
「これで楽に――――!?」
瞬間、一つの衝撃波に襲われる。男はすぐに避けたが、コトネの首を絞めていた糸が断ち切られた。
いや、霊力で生み出された糸自体が消滅した。男が静かに相手の方を見る。
眼鏡をかけたサラリーマン風の男がそこにいた。二本の刀を手にして。
「いやはや、とりあえずと思って所持していた日本刀が、まさか役立つとは思いません」
その口調はいつもと変わらないが、戦士の瞳をしているシュウハの姿がそこにあった。
コトネがすぐに呼吸を整える。
「……意外と早いじゃないか、シュウハ。しかも、そんな物を異世界まで持ってきていたなんてね」
「何か嫌な予感がしましたので。それに、この刀は私の家宝ですので」
刀を構え、シュウハが男の方を見る。男は再び霊力で糸を生み出した。
「あなたも霊力を奪われて体力を消耗しますか?」
「それはありません。そして、もし私の霊力を奪っても、私の動きを封じる事はできないので」
右手に構える刀を振り上げる。
「破衝撃!」
振るう。先ほど放たれた衝撃波が発生し、男に襲い掛かった。
男は再び避け、霊力の糸をシュウハの刀に巻きつかせる。
霊力を奪う。しかし、シュウハの刀からは青い光と赤い光がそれぞれ発せられていた。
「龍神光闇斬!」
刀から青龍と赤龍の波動が放たれ、男を襲った。
「霊力を奪ったはず……なぜ……?」
「一つだけ教えてあげましょう。この剣術では霊力など必要ない。必要なのは、その剣を振るう心だけです」
神崎家に代々伝わる最強の剣術。その剣術に霊力など不要である。
なぜなら、代々霊力者として語り継がれる家柄な為、霊力が封じれたら無意味だからだ。
そこで、過去の《霊王》が霊力によってその真価を見せていた身華光剣術の歴史を塗り替えたのである。
霊力を使わず、剣の力だけを引き出す剣術。それが、今の身華光剣術。
男が不敵な笑みを浮かべる。シュウハは刀に再び光を集めた。
「そう簡単に究極の破壊力は手に入れられませんか……。ならば、やはり狙うのは《霊王》ですね」
「ハヤトを狙っても無駄だ。あいつは、この私よりも遥かに強くなっている。確実に」
「そうでしょうね。あの《邪王》が"覚醒(=スペリオール)"するほどですからね。
しかし、私にも策があるのです。そう、あの無限の霊力を手に入れる策が」
「策だと?」
「ええ。それは、またの機会にでもお見せしましょう」
男が地面に溶け込みつつ消えていく。どうにか動けるようになったアランはコンピュータを動かした。
イシュザルトの内部全てで敵を探す。しかし、反応はない。
「……逃げた……!?」
「そのようだね。シュウハ、どうだい?」
「霊力を感じ取っていますが、遅かったですね。すでに奴は逃げています」
シュウハの言葉に、コトネが小さく舌打ちする。
地面に立つだけだった《破邪》の怨霊機が、ついにその鼓動を再び燃え上がらせた。
目の前に向かってくる霊戦機の姿を見つつ、《破邪》が静かに目を細める。
『待っていたぞ、《武神》よ』
怨霊機が剣を構え、振り落とす。激流の水が放たれ、その霊戦機に襲い掛かった。
しかし、すぐに無力化され、竜巻が怨霊機を襲う。
《破邪》は剣で竜巻を制し、弾き飛ばした。
『……なるほど、確かに強くなっている。あの距離から攻撃できるほどに』
どこか嬉しそうな笑みを浮かべ、霊戦機の前に姿を現せる。
両肩のシールド、背中のマントが目立つ霊戦機――――ヴィクトリアスは、静かに剣を手にしていた。
「《破邪》……!」
『新たなる力を得た《武神》か。その称号の名は?』
「……《斬魔》だ」
「そうか。ならば、その強い力を引き出し、私と本気で戦え、《斬魔》よ!』
怨霊機が剣を構える。ロバートもそれに応じた。
互いの剣に光が集まり、そして互いの称号が浮かび上がる。
「雷光斬裂閃!」
『狂乱時雨』
雷の走る二本の剣と無数の軌跡を見せる剣がぶつかり合う。
ヴィクトリアスが素早く距離を置き、剣に雷と炎の刀身が伸びる。
「斬魔双撃破!」
『スプラッシュ・ブレイド・エンド!』
雷と炎の刀身が無数の矢となり放たれ、《破邪》がそれに対抗して無数の波動を放つ。
互角。いや、《破邪》の方が上だった。ヴィクトリアスのシールドに二、三発受けた跡がある。
「……いつの間に……?」
『前と比べて強くはなっている。しかし、まだ距離を置いて戦う事には慣れていないようだな』
「…………」
その言葉に、ロバートはただ黙るしかなかった。
デスペランサの攻撃を受け、リクオーが大地に平伏す。
巨大な腕に装備された爪は、リクオーの全身を切り裂き、最大火力を誇るグランドギガキャノンを破壊した。
『ふん、《地龍》の強さはその程度か。弱過ぎるな』
リクオーの頭部を握り、肩上まで持ち上げる。リクオーが暴れた。
いや、操者であるゼロによって動いている。ミーナはそれに対して怒鳴る。
「こら、暴れるな! 何か良い方法を考えなさい!」
「んな事言ったって、グランドギガキャノンはないんだぞ、ミーナちゅわん!?」
「他の方法があるでしょうが!」
こう言った時こそ、臨機応変な戦い方が出来れば良いのだが、それが出来ないのがゼロだったりする。
(……本当に先代の操者だった男の血を継いでいるのか?)
頭を掴まれつつ、そう思うリクオー。その時、脚部が展開し、ミサイルが発射された。
デスペランサがリクオーを放し、リクオーが剣を手にする。
ゼロの額に大地を駆ける《地龍》の称号が浮かび上がり、デスペランサの目の前で剣を大地に突き刺す。
「おぉぉぉ!? 地龍裂斬剣ぇぇぇん!」
剣を突き刺した大地からデスペランサの下まで大地が轟き、龍の姿をした岩がデスペランサを襲う。
デスペランサは防御しようにも、真下から来た攻撃だった為、防御をする事が出来なかった。
リクオーの攻撃が直撃し、ミーナが目を見開いて驚く。
ミサイルを撃ってから瞬間的に霊戦機の力を解放し、大技をゼロが放った。信じられなかった。
「お!? どうなったの?」
「本人は自分の取った行動分かっていないわけね……」
深く溜め息をつく。あれを自覚していれば、間違いなくゼロは強いのだ。
デスペランサがリクオーに対して怒りを抱いたのか、巨大な腕に漆黒の闇が纏われる。
『やるじゃないか、貴様。こっちも本気を出して戦える』
「何をぉ!? 俺は元々から本気だぜ、こんちくしょう!」
「そう言う事を言うな!」
『とにかくだ、もう容赦はねぇ。霊戦機と一緒に粉々にしてやるよ!』
デスペランサの巨大な腕が振り落とされる。リクオーはそれを素早く避け、距離を取った。
しかし、ゼロの取った行動ではない。ミーナがリクオーを動かして避けたのだ。
巨大な腕が大地を叩きつける。地響きが唸りを上げ、衝撃波がリクオーを襲う。
「ぬぉ!?」
「あれだけで終わりじゃないって事……!?」
『言ったはずだ、もう容赦はしねぇって。今のデスペランサは調子が良いからな』
《魔神》が両腕に霊力を集中させ、炎を生み出す。
「やべ、何か来る! 何か来るよ、ミーナちゅわん!」
「うるさい! ゼロ、こっちに操作回して!」
『吹き飛べ! 炎撃魔獣破!』
放たれる灼熱の炎。リクオーは両手を前に出した。
霊力が集中していき、大地の破片が飛び舞う。
「グランドリーフ!」
大地の波動が唸りを上げる。しかし、灼熱の炎を前には通用しなかった。
炎が大地の波動を焼き尽くし、リクオーが両肩の円盤状のカッターで防御する。
脚部が再び展開し、ミサイルが放たれた。
「って、ゼロ!?」
「グランドォォォミサイルッ!」
ミサイルが脚部付近で爆発する。《魔神》の攻撃による影響で。
足を自らの攻撃で損傷したリクオーは大地に倒れ込み、ミーナはゼロを殴った。
「この馬鹿男! あんな状況でミサイルは無駄に決まってるでしょう!」
「大丈夫だって。俺に任せなさい!」
「任せられるか!」
イシュザルトのブリッジ。ロフはゼロの行動に苛立っていた。
ジャフェイルが訊く。
「何を苛立っているんだね、ロフ・シリーズ副長?」
「……いえ、ただ一人、気になる操者がいまして」
「ゼロラード・エンド・バリティス君、だね?」
その言葉に、やや反応する。そして小さく頷いた。
そんな彼の姿を見て、ジャフェイルが昔の話を始める。
「彼の祖父……グラドローク・エンド・バリティスは、自分が最強の操者だと思っていた男だった。
その戦い方は、"がむしゃら"としか言えず、リクオーの操者として相応しくない戦い方をしていた」
「先代の《地龍》が、ですか? しかし、グラナ艦長から聞いた話では……」
「それは獣蔵に出会ってからの戦い方だ。獣蔵の戦い方は変則的で、グラドは一度も勝つ事が出来なかった」
相手の攻撃を完全に見切れる神崎獣蔵の強さはグラドを遥かに上回っていた。
その為、一度も勝てなかったグラドはリクオーの特性を活かした戦い方を見つけ、新たな強さを得た。
それが、俊敏なる臨機応変な戦い方だった。
「ゼロ君は獣蔵と出会う前のグラドに良く似ている。しかし、あれだけではリクオーの力を引き出せない。
パートナーの事を考え、信頼しあう。それが、リクオーの本来の力を引き出す鍵となる」
「では、私の娘が選ばれたのは偶然ではないのですか?」
「その通りだ。今はゼロ君の一人相撲で戦っている状態。それを変える事が出来れば、リクオーもおそらく……」
『進化』する。これはジャフェイルの推測の域である。
臨機応変な戦いと言うのは、パートナーがいてこそ引き出せる戦い方だ。
だからこそ、今はゼロが自分の弱さを認め、ミーナと力を合わせる事が重要だ。
「まぁ、彼なら大丈夫だろう。なにせ、誰よりもグラドに似ているからな」
ジャフェイルは少しだけ笑みを浮かべた。
デスペランサがリクオーを大地へ押し潰す。それは、まさに霊戦機の敗北を意味していた。
リクオーが唸りを上げる。ゼロは悔しさに歯を噛み締めた。
「くそがぁぁぁ……! まだまだだぁぁぁ!」
「どこがまだまだよ。圧倒的にあんたの負け!」
「負けてねぇぇぇ!」
「負けだって言ってるでしょ!」
殴られる。ミーナは怒っていた。ゼロの行動に、戦い方に。
サポートと言う立場で一緒に乗っている自分の事を無視している。呼吸が合っていなかった。
「ゼロ、いい加減に自分の弱さを認めなさい!」
「俺は弱くねぇぇぇ!」
「弱いわよ! だから、今まで必死に誰よりも努力してたんでしょ!?」
顔も知らない祖父のような操者になりたい。その想いから必死に操者になった。
しかし、霊力が高いだけで、それ以外においては"がむしゃら"に暴れるだけだった。
そんな中で必死に祖父に近づこうとしていた。そんな姿をミーナは知っていた。
だからこそ、今のゼロは許せない。霊戦機に乗れたからと言って、自分の弱さを認めないゼロが。
「弱いって事を認めるのも強さ! 相手を信頼する事も強さ! 少しはパートナーを信じなさい!
あんたの弱いとこは全部補ってあげるから! ゼロはゼロの戦い方でリクオーと強くなれ!」
「……やっぱ、俺って弱い?」
「弱い!」
「おぉぅ……そうハッキリ言わずとも……!?」
リクオーの唸りが聞こえる。そして、その鼓動も。
ゼロが両手付近にある球体を強く握る。
「よ……っしゃぁ! ミーナちゅわん、全開バトルだ! リクオーはここからが強いって事を見せてやらぁ!」
「当たり前でしょ! ゼロ、あいつに近づいたら逆にこっちが危ないから、距離とって攻撃!」
「オッケィ! やってやろうじゃんか、リクオー!」
リクオーが高々と唸りを上げ、剣を手に構えた。
その姿を見て、《魔神》が少しだけ笑みを浮かべつつ、睨みつける。
『まだ立てるか。まぁ、そっちの方が楽しめると言うところか!』
デスペランサが巨大な腕からミサイルを発射する。
「おう、来やがる!?」
「こっちに操作回しなさい!」
「お、おう! って、何するのさ、ミーナちゅわん!?」
「撃ち落すに決まってるでしょ!」
「マジっすかぁぁぁ!?」
リクオーが脚部を展開し、ミサイルを発射する。
そして、剣を大地に突き刺す。
「大地裂斬!」
放たれる衝撃波。デスペランサは巨大な腕で防御し、灼熱の炎を放つ。
リクオーが全身を炎に包まれ、燃え上がる。しかし、それでも倒れる事は無い。
『まだ戦うか? そんな弱い霊戦機で』
「当たり前でしょ! リクオーはこんなところで負けられないのよ!」
「おうともさ! 俺とミーナちゅわんとの愛がリクオーを強くする!」
「それはない!」
思いっきり否定される。ゼロは深く傷ついた。
炎に燃えるリクオーの全身が光り輝き、炎を消す。それは、『進化』だった。
背中に長い砲身を持つグランドギガキャノンが二装あり、両肩に装備する円盤型のカッターは一回り大きい。
腰にガトリングを装備しているその姿は、霊戦機リクオーと言う機体ではなくなっていた。
(汝、ようやくその心を認めたな。ようやく、私も『進化』を遂げた)
「おう!?」
(私は唸り轟く大地を守護する龍――――《双龍》の霊戦機グレートリクオー!)
「……グレートついただけじゃん!? ってか、凄くなってるわけかぁ!?」
ゼロの額に称号が浮かぶ。大地を轟かせる《双龍》の称号が。
『馬鹿な……《地龍》が新たなる力を得ただと!?』
「うぉぉぉ、いくぜ、ミーナちゃんっ!」
「あんたの好きにやってみなさい、ゼロ!」
グレートリクオーが両肩の円盤を手にする。
「ツインスマッシャーッ!」
放たれる円盤。《魔神》は避けた。
しかし、グレートリクオーはすでに次の攻撃態勢に移っている。
『何……!?』
「凄ぇのいくぜぇぇぇ! 双龍! 連撃衝ぉぉぉおおおおおおっ!」
グレートリクオーが両腕を大地に刺す。一直線に伸びる二本の線が大地を砕いて行く。
そして、《魔神》の近くまで走ると、龍の姿をした二本の巨大な岩が襲い掛かった。
《魔神》は両腕で防ぐ。しかし、それだけで終わるはずが無かった。
グレートリクオーが両手を前に出している。
「ミィィィナちゅわわわぁぁぁぁぁぁんっ!」
「グランドリーフッ!」
竜巻が放たれ、大地の破片を取り込んで《魔神》を襲う。
『ぐぉぉぉ!?』
「こ・れ・で・終わりじゃねぇぇぇぞぉぉぉおおおおおおっ!」
グレートリクオーが《魔神》に突撃する。
両手からカッターが出現し、怨霊機を刺した。ゼロが霊力を込める。
「副長直伝! ド・ラ・イ・バ・ル・グラウンドォォォオオオオオオッ!」
「って、いつ教わったのよ、こら!?」
「って言うのは嘘だったりするんだよ、ミーナちゅわん!」
「紛らわしい事言ってる場合じゃないでしょう!」
グレートリクオーの両手から放たれた大地の双龍が、《魔神》に強大な一撃を与える。
そして、《魔神》がその怒りを解放する事を、ゼロはまだ知らない……。
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