ネオリーム
第2章 旅立ち





  第4話 真実(後編)

 今ゼル達4人はゼルのおとりのおかげでアジトに潜入に成功。
 ゼルは魔族の男、マクスウェルから自分が魔族だということを告げられ記憶を呼び起こされた。
 そしてディル達は謎の女から3対3の勝ち抜け戦を提案され、これを承諾。
 1戦目のディルは新たな技で大男、ケイロスを撃破。続いて2戦目はレイラとなった。


――――ゼル編(3)記憶ビジョン…

「やはり血は途切れることはないか…この子にも辛い思いをさせてしまうな。」
「そうね…でもこの子なら大丈夫よ。私達の子供だもの。」
「そうだな。」
 今話しているのはゼルの両親だ。ゼルは父親の方は知っているが母親の方は初めて見た。優しい顔をしている。
(これがお母さん…オイラが生まれたとき。)

 ヒュン…

 場面が切り替わった。今度は戦っている場面だ。いたる所で剣のぶつかり合う音が響いている。
「やっぱり強いな、シンは。」
「お前もな、ルシファー。」
 なんとそこにいたのはディルの父親、ルシファーだった。しかし何故だ?何故ルシファーが魔族と一緒に?
(これがディルのお父さん?でもなんで?確かディルのお父さんは人間だったはず。あ…!)

 ヒュッ…

 またしても場面が切り替わった。次は…あちこちの家、建物が燃やされ破壊されている。
(あれは、ディル?ってことは…まさかここはディルのお父さんが殺された日!?あ、)
 ゼルの予想は当たってしまった。一瞬にして辺りの悪魔達は吹き飛んだ。
(強い…やっぱりディルのお父さんだ。一発で…あ!!やばい、このままじゃディルのお父さんが殺されちゃう!)
 しかし遅かった。
 ヒュンっ!―――ズド!!
 ディルが駆け寄る…ルシファーはディルの頭を撫でている。そして…体が光りだし、天へと消えて行った。
「すまなかった、ルシファー。行くぞ、撤収だ。」
 ふと聞き覚えのある声だと思い後ろを振り向くと、そこにはやはりゼルの父親…シンがいた。
 しかし何故仲間同士だったルシファーを殺したのか…。ゼルの頭は収集がきかなくなってしまったようだ。

 ヒュッ…

(まだ…?もう勘弁してよ……!!お母さん!)
 ゼルは前に出たが、壁により進むことができなかった。
 目の前に現れたのはゼルの母親…マリアと数人の魔族達だ。なにやら言い争っているようだが…
「何故です?何故主人に殺させたのです?ルシファーは、私達の…いや、主人のかけがえのない仲間だったんですよ!!」
 すると1人の男が一歩踏み出し
「ルシファーは魔族ではない、故に邪魔者だ。だから消した。友の手で殺されたのだ、未練はないだろう。くくく…。」
 それを聞いたマリアは我慢の限界に達したようだ。いきなり魔力を暴走させた。
「だからって殺すことないじゃない!!あなた達を許さないわ!この島ごと消えてもらいます。」
「な、何をする気だマリア!我らの仲間達…それどころかそんなことをしたら貴様の体もなくなってしまうんだぞ!
 それに腕に抱えた息子も一緒に消える気なのか…!?」
 抱えた息子…それはゼル。マリアはゼルの額にキスをし、どこかへと異空転送させた。
 異空転送…高位以上の術だ。数少ない上級魔族しか使えない…。
 転送された場所は間違えなくシンのところだろう。マリアの目から一筋の涙が流れた。そして
「シン…そして我が愛しい息子ゼル。ありがとう…あなた達に出会えてよかったわ。これで私に思い残す事はなくなったわ。さようなら…。」
 そして一気に魔力が破裂した。

 ドオーン!!!

 空には大きなきのこ雲が広がった。島が1つ丸ごと消えた。
 この出来事はすぐに魔界の中で広がり、シンの耳にも届いた。
 そのときすでにゼルを抱え…。それからすぐのことだ、シンがこのネオリームを離れ、裏切り者とされたのは…。

 スゥー…

 ………。

 ……。

 …。



――――レイラ編

「さっさと来いよ!」
 男の挑発に乗ってしまったのか…いや、レイラにそんなことはないだろう。
 レイラは意識を集中し、黒魔法を放った。
「『己の身を焼かれよ‐赤き炎』【フレイム】!」

 ブウォー!!

 炎が勢いよく男…プラグに当たった。レイラは、やった!と思ったが…
「なんだ、こんなものか、貴様の黒魔法は…。オレが見せてやるよ、本物の黒魔法をな!!」
 そう言うとプラグは、杖を掲げ黒魔法を放った。
「これがオレの黒魔法だ。『彼を滅せ‐蒼き炎』【フレア】!」
「な!フレアだって!?」
 フレア…それはレイラの使う黒魔法とは違う流派の炎魔法だ。
 しかし威力からして違う…レイラの方が魔力は断然高い、しかしプラグの使う黒魔法の威力は、魔力はもちろん…使う者の意志によっても左右される。プラグの意志は邪悪のものだろう…。
 もし今のレイラが直接受けたら間違いなくやられる。それはレイラにも分かっているようだ。レイラは急いで黒魔法を唱えた。
「炎なら、陰極の魔法で…『蒼き滴よ‐天より下れ』【レイン】!!」

 バシュウー…

 なんとか陰極の魔法で助かったが、毎回そう簡単にうまくいく訳ではない。
「へー、レインか。やるじゃん、やっぱり戦いは楽しくなくちゃな!次いくぜ、『彼に裁きを‐蒼き雷』【スパーク】!!」
「次はスパーク?ちょっと…『広大なる大地の牙隆』【アース】!」
 レイラの周りに大きな岩の壁が現れ、スパークを打ち消した。しかしレイラの狙いは他にあった。
「また陰極か…ん?なんだ!?」

 ズドーン!!

 なんとプラグの周りにも岩の壁が現れた。プラグの行動に制限を掛けたのか…。それを見てディルも、よし!と呟いた。
「どう?魔力があればこれぐらいどってことないのよ。」
 レイラはどう?とプラグに笑って見せた。
「それにそう簡単には壊せないわよ。何たって私の魔力を注ぎ込んであるんだから。
(とは言っても、もうほとんど魔力は残っていないのよね…多分あと一発が限度ね。)
 だからといって壊さないと私には攻撃できないわよ。」
「ならやってやるよ!オレが貴様の使う流派に負けるはずがないだろう。」
 プラグは、あとからあとから黒魔法を連発した。そしてあっという間に自分の周りの岩を砕いてしまった。
(もう壊しちゃったの?あれだけ魔力を込めたのに…やっぱりやってみるしかないわね。)
「あなたもやるじゃない。あとは私の壁を壊すだけよ。」
「ハア、ハア…待ってな、もう少しだ。そしたら次は貴様の番だ!」
 プラグの魔力もかなり消耗している。
 いける、とレイラは息を大きく吸い込み、全魔力を集中させた。そして詠唱が始まった。
(お願いだから成功して…)
「『汝の身体へと重なる負担を』」
 そこへ岩を砕き終わったプラグの魔法が!
「もらったー、滅せ【フレア】!!」
「【グラビティ】!!」
 レイラも黒魔法を放った…どちらが速かった…?
「な…なぜ貴様の前でオレのフレアが止まっている?」
 なんとレイラの目の前でプラグの放ったフレアがピタリと止まっている。どうしたことか…
「それは私の魔法が成功したってことよ…。」
 すると、プラグの体、そして炎の塊りのフレアまでもが、地面に勢いよく押し付けられた。
 プラグはもがいたが体はどんどん沈んでいく…。それを見ているレイラの目つきは鋭かったが、表情は少し悲しそうだった。
 ディルもやっちまったか、と首を振った。
「今私が使ったのは【グラビティ】。放った敵と回りのもの全てに重力を掛ける技よ。
 あなたの流派にはない禁断の魔法…本当は使ってはいけなかったの。使うと本人の寿命が削れるから。」
 レイラはごめんなさい…とプラグに言うとステージから降りて行った。そしてプラグは分かった気がするな…といって地面に消えて行った。
「ふう…。」

 グラ…

「レイラ!」
 駆け寄ったディルのおかげで何とか倒れずにすんだ。しかし魔力と体力の消耗しすぎだ。
 ハルは急いで回復を始めた。しかし、今までのヒールでは間に合わない。
 こんなときにゼルがいてくれればウンディーネに何とかしてもらえるのだが…。
「ハル…無理しなくていいよ。私なら大丈夫だから。ディルもさっさとゼルを迎えにいってあげて…。」

 フッ…

 レイラが気を失ってしまった。それにかなりの熱だ。ハルは必死でヒールを掛け続ける。



――――合流

「次の奴、ステージに上がれ。」
 女は、手であおった。しかしディル達にはそれが意味のないことだと思っていたのだが…
「何でハルが戦わなきゃいけないんだ?俺達は2勝したぞ!」
 すると女は
「誰が2勝で終わりだと言った?私は勝った奴はこのアジトを好きにしていいと言ったんだ。さっさと次に奴上がれ!」
 そんなの無茶苦茶だ…とディルはハルを見たが、ハルはス…っと立つとステージへ上がった。
「何やってるんだハル!?お前は戦えないだろう!」
 しかしハルは振り返らず
「休んでてよ…ディルもレイラも頑張ってくれたんだから。レイラなんか寿命まで縮んじゃったんだから。
 何ができるか分からないけどやってみるよ。」
 と…最後のときにだけチラッと振り向き笑って見せた。ディルは負けんなよ、と呟きレイラを見た。
「やっときたか…ではこちらは「「待った!」」
「「!!」」
「マクスウェルか…。」
 現れたのはゼルと一緒に居た男、マクスウェルだった。しかしゼルは…?
「その娘の相手はこの方に任せてもよろしいですか?」
 そう言って引き連れて現れたのは…なんとゼルだった。
「何で!?何でゼルがそこにいるの?」
「お…姉ちゃん…タス…ケテ…。」
 ゼルの様子が変だ。いつもと様子が違う…。ハルが呼びかけても、ディルが呼びかけても反応答えようとしない。
「貴様、ゼルに何をした!!」
 ディルは剣を握り、叫んだ。しかしマクスウェルはただ
「私は知りませんよ。ただ今のゼルはあなたたちのことは憶えてはいません。何故なら彼は失っていた記憶を呼び覚ましてしまったからです。」
「失っていた記憶…?」
 ハルは何のこと?と首を傾げた。
「要するにだ、ゼルは魔族だってことだ。魔族は自分の記憶を思い出すと我を忘れてしまうんだ。そして自然と魔族のもとへ行く。」
 と女は淡々と話しているが、ハルはショックを受けているし、ディルにはまた怒りが込み上げてきてしまった。
「さあ、ゼル、我々の敵を殺すのです。」
 マクスウェルがハルを指差すとゼルはザッ、とその場から一気にハルのもとへ近づき手にした槍で切りつけた。ハルはショックで動けそうにない。

 ギーン!!

「ディル…!」
 ディルがゼルの前に立ち塞がった。ディルはここは危険だ、ここから離れろ!とハルに顔で合図した。
「う、うん!」
 ハルはまだショック気味だったが急いでその場から離れた。ディルはそれを確認すると槍を弾き、後ろに下がった。
 この光景を、女とマクスウェルはただ笑って見ているだけだった。
「ゼル…1つ聞いていいか?お前は本当に魔族なのか?」
 しかしゼルの耳には入ってはいない。ゼルは槍を構えると一瞬でディルの背後をとった…ゼルが槍で突き刺す!
「な、いつもより速い!くそッ!」

 スパーン!

 ディルの燕返し…しかしゼルは小さな体をすばやく捻りいとも簡単に避けてしまった。そして
 キュイーン…ゼルに勢いよくマナが収束し呪紋が発動した!
「嘘だろ!?」
 水系呪紋…水陣。ディルは足元を捕らえられてしまった。
「ほー、詠唱なしですか。アレがまさしく純血の魔族の力ですね。」
 とマクスウェルは感心していたがディルにとっては逆に厄介なだけ。
「く…ゼル!本当にお前は…もういつものお前じゃないのか!」
 しかし、やはりと言うべきかゼルは全く反応しない。
「無駄だと言っているのが分からないのか?学習能力のない奴め。」
 と女は呆れているがディルはジッとゼルは見ていた。ゼルが槍を構え飛び上がった…ディルは終わりか、と目を閉じた。
「ダメ!!」

 ピタッ。

 ゼルの動きが止まった。ディルは息をゴク、と呑んだ。ハルはゼルに近づいた。そして、
「ゼル、ゼルは私達のこと忘れちゃったの?本当に忘れちゃったの?…ねえ、お願いだから元に戻ってよ!ねえ、ゼル!!」
 ハルはその場に膝を付いた。目からは涙が流れている。

 カラン…

 ゼルの手にしていた槍が落ちた。それは自分の中で反発の気持ちが生まれたということ。ディルを捕らえていた水陣が消えた。
「ウ、アアアア…タス、ケテヨ…オ…ネエチャン。」
「何をしているのです、さっさと殺してしまいなさい!」
「「ゼル!」」
 マクスウェルの言葉と、ディル達の言葉でゼルは頭を抱え苦しみ始めた。ハルは近づこうとしたが、ディルの手によって拒まれた。
 ディルはあいつなら大丈夫だ、と頷いた。
「グ、グアア…オイ、ラハ…ヒト、リ…。」
「あんたは…ひとりじゃないわよ。」
 よろよろと歩いてきたのはレイラだった。そして
「あんたは、今まで一緒にやってきた仲間じゃない。私は嬉しかった…あんたと、ハルが私達をちゃんと見てくれたこと。
 例え私はあんたが魔族だろうが、なんだろうが見捨てたりはしない。あんたは、私の大切な仲間。」
 と。ハルも
「ゼル、あんたは世話の焼ける奴だけど、あんたのお義姉ちゃんでよかったと思ってるよ。
 それにちゃんと帰ってこないとケツ蹴り100発って言ったよね!」
 ハルは涙を拭いて笑顔で言った。ゼルはそれを見て
「レ、イラ…オネエ、チャン…ナカマ…。ミンナ、スキナナカマ。」
 すると、ゼルから大量の魔力が膨れ上がった。そして

 バシューン!

 光となって消えて行った。
「あれ?オイラなんでここにいるの?」
 いつものゼルだ。乗り越えたようだ。ハルは駆け寄ってゼルを抱き寄せた。そして泣いた。
 ゼルも訳が分からなかったが嬉しくて泣いた。女とマクスウェルは
「今回は引いてやろう。だが次はないと思え。」
「ゼル、次はもっといいものを用意しておいて差し上げますよ。」
 とだけ言い残して消えて行った。ゼルはごめん、と言って涙を拭き、ディルの前に立った。
「ディル、ディルのお父さんを殺したのは…オイラのお父さんなんだ。」
「「!!」」
「な!」
 ゼルは一呼吸置くと、先程まで見ていたビジョンのことを話し始めた。
 ……全て話し終わった。ゼルはディルを見た。やはりディルには怒りがあるのだろう。手に力が入っている。そして、

 バコ!

 ゼルが横に倒れた。しかしゼルは分かっていたようだ。何故殴られたのか。
「お前を殺したって何の意味もない。確かに俺は魔族を許さない。
 だけど、これからはお前や、お前の両親みたいな奴に会いたいと思っている。
 今日から新たに誓う、俺は魔族を倒すんじゃなくて、人々を助けることを。そして自分だけでなく仲間を信じることを。」
 ゼルは、やったー!ありがとう♪とディルに飛び付いた。うわ、とディルがよろける。そう、これが一番なのかもしれない…。

* * *




 第3回☆雑談会☆(ゼル・ハル・ディル・レイラ)

ゼル「またまた始まりましたァ〜この雑談会が〜♪」
ハル「なんか最近ゼルはこの企画を楽しんでるね。」
ゼル「あったりまえじゃん!!いっぱい話せて楽しいもんww」
レイラ「あんたはいつでもしゃべってるでしょ!」
ゼル「そうだけど…いいの!いいからさっさと本題に入るよ!」
ディル「えっと?今回は…俺、ディルの新技とレイラの新技のことか…。ではさっそく。
    この前、俺が使った返し技(カウンター)は3種類あるって言ったよな?
    で、一つ言っておこうと思ったんだが…あの燕返しは背の高い相手と下か、横からの攻撃にしか使えないんだ。」
ゼル・ハル・レイラ「「だめじゃん!!」」
ディル「う、うるせー!いいだろ、勝ったんだからよ!それにまだ他に2種類あるしなww」
レイラ「ふーん、そうなの。それより今までその事は私には話してくれなかったわよね…。」

 ゴゴゴゴ…とレイラの目は殺気を放っている。

ディル「あ、あーその事はまたあとでいいじゃねえか。どうせまだこれからだってあるんだしな。」
レイラ「まあいいわ。今度にでも話してもらうから。…で、私の話だったっけ?
    4話のなかでも話したように、あの【グラビティ】は禁断魔法よ。術者の命も短くなる。
    って言っても何十年あるうちのいくらかだから。」

 とかいいながら少し悲しげな表情を見せるレイラ。

ゼル「じゃあ、2人の事は分かったから、最後にオイラの事。オイラは正直本当に死ぬかと思った。
   自分が魔族だなんて今まで考えた事なかったもん…。」
ディル「へー、お前にもそういう風に思うときあるんだwwてっきり俺は全然気にしてないかと思ってたんだけどな(笑)」
ハル・レイラ「「同感!」」
ゼル「あーひどいし…。もう、いっそのこと魔族さん達の所に行っちゃおうかな…。」
ハル「待った待った!ゼルが行っちゃったらもう雑談会出来ないよ?」

ディル・レイラ(そんなことかい!!)

ゼル「やだ!出来なくなるのはやだよ!」

ディル・レイラ(お前もそんなんで説得されるな!)
ハル「とまあ、こんな感じでww」
レイラ「今回のは何だったのかしら。」
ディル「まあ、いつもどおりゼルはバカだったって事だ(笑)」
ゼル「うるさい!!もう次回はディルの出演なしね!」
ディル「うお、何でだよ!」
ゼル「はい、うるさいうるさい…。えっと、じゃあ次回予告ね!
   えっと、次回は…竜騎士の谷へ向かうオイラ達。
   そこではまた新しい友達で来てオイラにはすっごい楽しいところなんだ。
   また竜の子がかわいくて…。で、それがね…」
レイラ「はいはい、あんたはさっさとして終わりにしなさい!ったく…まあそういう事で次回竜騎士お楽しみ?に〜。」
ハル・ディル・レイラ「「じゃあね〜!!」」

ゼル「それで、すごく強くて…」



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