第2次スーパーロボット大戦α


 ・ストーリー
  αシリーズ3作目。
  知っての通りだと思うが、前作のαはおろか外伝のほうもやっておかないと、
  わけが分からない内容になっているような気がしたのは私だけだろうか。

  それでもよく分からない……というかどうなったのか? というところもちらほら見られる。
  やったことある人しか分からないネタなのだが、ヴィレッタの言っているヒュッケバインmkVの
  正統な持ち主って結局誰?……などなど、前作の話しがどうなって現在の話になっているのか
  分からないままにストーリが展開されている節がちらほら見られる。

  それらのことを目を閉じれば、ストーリーの展開自体は優れたものなっているのではないだろうか。
  作品のいいとこ取りの整合性の取れたストーリーに仕上げているのは流石だと思います。
  それだけではなく、主人公があくまで引き立つようにしているのもすごいです。
  話し自体は文句を付けがたいのだが、前作やった人もやらなかった人もここの辺はどうなったの?
  と思うような話しのもって行き方をしている。そこがマイナス点であるだろう。


 ・グラフィック
  何度も言っていることなのだが、グラフィックに関してはあまり言うことはない。
  つまりは、非常に優れているものだろう。

  使いまわしも指摘されていることなのだが、それはスタッフの労力を考えると仕方がないことだと言える。
  いちいち作品を変えるたびにカットを変更しても、それに見合うだけのコストが得られないことを踏まえてのことだろう。
  細部にわたるところまで手が込んでいて、純粋にグラフィックを見れば、感嘆に値するものであるだろう。


 ・音楽
  αシリーズの音楽は非常に優秀だと私は考えている。
  前作からのαシリーズから考えるに、音楽は相当綿密に考え込まれて作っているのだろうと考えている。
  強敵の音楽からラスボスの音楽まで聴けば、心に残り、揺さぶられる音楽だと私は思った。
  スーパーロボット大戦の音楽はこうでないと……と思っている。文句のつけようがなかった。


 ・システム
  小隊システムは意見が割れている。
  複雑すぎるだとかという酷評な意見を聞く一方で、全員のキャラクターが使えて良いと褒める人間もいる。
  ……結局、新しいシステムというものは意見が割れてしまうのが常である。

  私個人から言えば、使えるキャラクターが増えて満足しているというか、
  使えないキャラクターが小隊員に含まれて使えるのだから、良いといえるのではないだろうか。
  それと、クリア後の特典をつけるのも良いと思う。
  ああいうシステムが採用されると何度もやりたくなるユーザーは増えることだろう。


 ・難易度
  難易度は普通……もとい非常にバランスの取れたものとなっている。
  熟練度システムを上手に活用している。
  初心者には簡単に、上級者には難度を高く。そのことがちゃんと反映されているものとなっている。

  ……ただし、ヘビーユーザーは満足できるような上級者の難度は存在しないが。
  この作品全般に言えることだが、非常にバランスの取れた作品になっていることは確かである。


 ・総評
  全体的に非常にバランスの取れた作品になっているのが本作の特徴である。
  難易度から音楽・ストーリーなど非常に調和の取れた作品になっている。
  評価も概ね高いものとなっていて、いまだに人気があることはそれをもの語っている。
  ただ、普通に考えて、前作をやっていないとよく分からないと私は考えている。



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