第六章 別れ。その涙を見せないで・・・


 久しぶりの学校は、やはり大騒ぎだった。
 なぜか速攻で動いていた新聞部によって、ハヤトが留学から帰ってきた事が昼休み前に広まっている。
 そもそも、お蔭様で酷い目に遭っているわけだが。
「先輩〜、美咲は……美咲はどれほど先輩を待っていたか……」
「……わざわざ目薬使ってまで泣く事はないと思うぞ」
 一発目から紺野だった。しかも、目薬だとすぐに分かるほど、目に涙を浮かべている。
 久しぶりの登校で、最初に会ったのが紺野と言う時点で運が悪い。
「美咲はですね、先輩の為にたくさんクッキーを焼いていたんですよ!」
「……何!?」
 その言葉に、ハヤトは嫌な事を思い出す。
 一度食べてみたが、なぜか酸味のするクッキーをまた焼いてきたのだろう。
 正直言って、この場から逃げたい。
 紺野は鞄からクッキーを入れた包みを取り出すと、すぐにハヤトの目の前に差し出す。
「さ、どうぞ♪」
「……勘弁。ってか、食いたくない」
「あの……そろそろチャイムが鳴ります……」
 隣で一緒に歩いていたアリサが小声で言ってくる。
「と言うわけだ。チャイムが鳴るから、急がせてくれ」
「あ、先輩!?」
「行こう、アリサ」
「あ、はい……」
 アリサの手を握り、すぐにその場から走り去っていく。



 放課後、ハヤトは四日間の欠席の罰として職員室に呼ばれていた。
 その頃、アリサは下駄箱で待つ事にした。
「あ……」
 下駄箱の近くにある花壇にふと目が向いた。枯れた花が一輪だけある。
 アリサはその花の元まで歩くと、優しく手をあてた。
「できるかな……私に……?」
 この枯れた花を、もう一度咲かせる事が出来るのか不安だった。
 霊力を集中させ、アリサは治癒の霊力を使おうとした。
 しかし、まだ扱いなれていないせいか、花はまだ枯れたままだ。
「…………」
 まだ無理だった。かなり悲しかった。
 彼が帰ってくるまでの三ヶ月、一生懸命に頑張っていた成果がこれだった。
「アリサ、お待たせ……?」
 彼女が酷く落ち込んでいる姿を見て、ハヤトは少しだけ首を傾げた。
 アリサの目の前にある枯れた花を見て気づく。
(コト姉の言うとおり、治癒の霊力を覚えようとしていたんだ。本当に……)
 そう思うと、まだ霊力を扱いなれていない事を知ったアリサの隣まで歩く。
 アリサの手に自分の手を重ね、ハヤトは静かに集中した。
 アリサは一瞬驚き、ハヤトの方を見る。ハヤトは黙ったまま花を見ていた。
 枯れていた花が少しずつ回復し、その本来の姿を取り戻す。
 まるで奇跡のようだった。ハヤトは手を離すと、アリサの方を見て微笑む。
「……ハヤトさん、今のは……?」
「アリサの霊力を借りて、俺の治癒の霊力を使ったんだ。少し力は劣るけどね」
 ハヤトは祖父による修行のせいか、攻の霊力だけではなく、治癒の霊力も使えた。
 いや、祖父の話によれば、ハヤトの霊力は元々治癒の霊力であり、無理に攻の霊力に変えたのだ。
 ハヤト自身、この事を知ったのは従兄・シュウハから聞かされたのだが。
 アリサはハヤトの手を握り、じっとハヤトの顔を見つめる。
「どうしたんだ……?」
「……私に治癒の霊力を教えてください! お願いです、ハヤトさん!」
「治癒の霊力を……?」
「はい!」
 やる気満々の瞳だった。ハヤトは何の抵抗もせずに折れた。
「……分かったよ。でも、まずは霊力を扱えるようにしないとね」
「はいっ」



 とりあえず、霊力の扱い方を覚える為に方法を一つ考える。
 アリサの霊力を借りて、ハヤトが治癒の霊力を使う。そうすれば、自然に扱い方を覚える。
「よし、やるぞ?」
「はい……」
 手を繋ぎ、集中する。アリサの手から光が生まれた。
 光が静かに集まっていき、目の前に立つ傷だらけの大木へ宿っていく。
(まだ力が足りないか……)
 自分に霊力があれば良いのだが、今はアリサの霊力を頼るしかない。
 しかし、まだ霊力を扱いなれていないアリサでは、まだ力が足りない。
 手を繋いで霊力を借りるだけでは、まだ伝達が上手くいっていないのだ。
 とりあえず、アリサが辛くなってきたと思い、やめる。
「あ……」
 どこか名残のあるかのように、アリサは唖然とした。
 ハヤトが優しく答える。
「長時間、治癒の霊力を使うと体力が持たない」
「でも……」
「ここは我慢するんだ。そうじゃないと、霊力を扱いなれるまでの時間が長くなるから」
「はい……」
 どこか悔しくて、悲しそうな瞳で彼女が頷いた。



 ハヤトは本を読んでいた。祖父の書斎にあった本を。
 霊力に関する知識が全て書かれている。
「……これか、破傷の霊力って」
 治癒の霊力の力を破傷に変え、壮大な力を得る事ができる破傷の霊力。
 ハヤトが無理に治癒の霊力から攻の霊力へ変えた状態はまた違っているらしい。
 話に聞かされている八属性の中で、最も力を秘めた『無』の属性を持っている。
 しかし、破傷の霊力を使える人間は治癒の霊力を持つ人間だけで、さらに体力まで消耗してしまう力だ。
「霊力のない今じゃ、意味がないよな……」
「ハヤトさん、少し良いですか……?」
 部屋の向こうから聞こえる声。ハヤトは本を机に置く。
 少し落ち込んでいるような声だ。やはり、まだ悔しいのだろうか。
 ハヤトはドアを開けると、やや俯いていたアリサと向かい合う。
「どうした?」
「……私、霊力者には向きませんね」
「……そうだろうな。今まで、霊力の制御くらいしか教えてもらってないならね」
「そうですか……」
 アリサは瞳に大粒の涙を浮かばせていた。
「……役立たずですね……ハヤトさんのお役に立ちたいのに……力になりたいのに……」
「アリサ……」
「……ハヤトさんの側にいたい……だから、ハヤトさんの力になりたい……」
「……十分、だよ」
 アリサを抱きしめる。強く抱きしめれば壊れそうな小さい体。
 ハヤトは静かに言った。「アリサは、十分役に立っているよ」と。
 アリサが何かを訴えるかのようにハヤトの顔を見る。
「で、でも……」
「霊力が扱えるから、俺の力になれる。そんな事は考えなくて良いんだ。
 側に……側にいてくれるだけで良いんだ。それだけで、アリサは俺の役に立っているんだ」
「ハヤトさん……」
 互いを見つめる。そして、静かに唇を重ねた。



 朝も早い中、アリサは目を覚ました。
「う……ううん……?」
 薄っすらと見えてくる視界の中で、アリサは自分の部屋でない事を確認する。
 ハヤトの部屋だ。そう言えば、昨日はここで寝たんだと思い出す。
「…………」
 頬を赤らめながら、シーツを胸元までたぐり寄せて、上半身を起こした。
 部屋を見渡してもハヤトの姿はなく、少しだけ首を傾げる。
 時計を見ると、まだ朝の6時だった。
「ハヤトさん……?」
 どこに行ったのだろうと思いつつ、アリサは再びベッドに寝転んだ。
 大好きな――――心から愛した人の匂いがする。どこか心地よかった。
「……ハヤトさん……やっぱり大好き……」



 一人、ハヤトは遠くに離れているわら人形を前に竹刀を構えていた。
 集中すると、その最終領域“聖域(=ゾーン)”に入る。
 風を全身で感じ、ハヤトは今までにない速さで駆ける。
「――――『裂』ッ!」
 一閃と化した竹刀がわら人形を素早く斬る。
「『真』ッ!」
 その反動を活かし、瞬時に切り返す。
「『光』ッ!」
 最初に斬った場所とは対象の位置から斬りかかる。
「『闇』ッ!」
 再び反動を活かし、切り返す。
「『空』ッ!」
 玄武正伝掌のように渾身の抜刀。
「『凰』ッ!」
 持ち手を左に素早く持ち替えて斬る。そして――――。
「『斬』ッ!」
 真っ向からわら人形を斬る。その時間わずか三十秒とかかっていない。
 わら人形は一瞬のうちに切り刻まれ、形が残らずに倒れた。
 ハヤトは息を荒く吐き捨て、「違う……」と呟いた。
「……じじいの凱歌・閃である六つの『無の太刀』にもう一つ『斬』を加える。
 七つの『無の太刀』なら、かなりの威力を発揮できるかもしれないと思ったけど……」
 結局は失敗だった。祖父が使う秘儀は、たった十秒足らずで六つの『無の太刀』を振るい終える。
 しかし、ハヤトの場合は長かった。いくら秘儀のコツを掴んだからと言って、使いこなす事は出来ない。
 そんな事から、先代《霊王》神崎獣蔵は、今までの《霊王》を遥かに越えているのだ。
『無の太刀』を瞬間的に相手へと斬りかかる。それこそが祖父の強さの『証』だろう。
「……超えられないのか……? じじいを……《霊王》を……!」
 自分自身を。ハヤトは歯を噛み締めた。
「なるほど。六つの『無の太刀』にもう一つ『無の太刀』を加える……。
 お前も面白い事を考えおったな」
「……ああ。けど、無理だ。今の俺には――――」
 後ろを振り返って、ハヤトは唖然とした。
 のほほんとした表情で、どこか怒りがこみ上げてきそうな存在がそこにあった。
 無責任な祖父――――神崎獣蔵の姿を見て、ハヤトは素早く玄武正伝掌を繰り出す。
「お!?」
 竹刀が腹部に直撃し、見事に獣蔵は吹き飛ばされた『はず』だった。
 いや、普通の人間なら吹き飛ばされるのだが、この祖父は人間ではない。
 わら人形が立っていた場所へ振り返り、無数の炎を纏ったかまいたち――――朱雀爆輪剣を繰り出す。
 吹き飛ばされたと思われた獣蔵は、そのかまいたちを全て避けた。
「腕は落ちておらんようじゃな。『分身の術』を使って上手く後ろへ避けたんじゃが」
「……あんたの動きはもう読めているんだよ、じじい!」
 そう怒鳴ったが、その時には獣蔵の姿がなかった。
 ハヤトは目を見開かせ、祖父が目の前に近づいている事に気づく。
 しかし遅かった。祖父の手がハヤトの首を捉えている。
「わしも読めておるぞ、お前の動きが」
「……俺の負けだ」
 七十歳と言う高年齢でありながら、ここまで殺気もなく素早い動きができる祖父に勝てるわけがない。
 いや、その前に殺される。武術と言う武術全てを極めた男相手に勝てたら奇跡だ。
「……それよりも、帰ってきたのか!?」
「当たり前じゃ。たった三ヶ月ちょいだけじゃったがな」
「そうか……」
 ハヤトの様子が違う。そう察したのか、獣蔵はやや眉を動かす。
「ハヤト、何かあったのか?」
「…………」
「……どうやら、本当の敵が現れたのは本当のようじゃな?」
「――――!?」
 なぜ、祖父がその事を知っているのか分からなかった。
 無精ひげをいじりつつ、獣蔵は難しい顔をする。
「そうか。グラナが感じた『何か』は、やはりそれじゃったか」
「……どう言う意味だ?」
「お前には悪い話じゃ。ハヤト、アリサはネセリパーラへ帰らねばならない」
「な……!?」
 その言葉を信じようなんて事は、絶対に思いたくなかった。



「どう言う意味だ、じじい!?」
 朝食を終え、ハヤトは祖父の部屋まで押し寄せた。
 獣蔵は難しそうな顔を浮かべたまま、軽く口を開いた。
「……この頃、ネセリパーラでは妙な事が起きておる」
「妙な、事……?」
 獣蔵は軽く頷いた。

 祖父・獣蔵がネセリパーラにいた時、戦いが再び起きていた。
 それは異世界ネセリパーラで最も権力の強い二国による戦争だった。
 霊戦機の母艦イシュザルトの艦長・グラナも出撃を要求され、獣蔵も霊力機に乗って戦ったのだ。
 しかし、戦争はまだ終わらず、グラナは身体を壊してしまった。

「その戦争によって、グラナが危ない。だからこそ、少しでもアリサをグラナの側にいさせたいのじゃ。
 グラナにとって、唯一残された家族の一人じゃからな」
「…………」
 納得する以外ない。それが答えだ。
 俺にも分かる。母を目の前で失ったあの日、母は俺とサキに苦しくても最後まで優しい笑顔だった。
 そう。家族に見送られるのが嬉しかったからだ。だからこそ、獣蔵もグラナの事を想って言ったのだ。
「……時間、くれよ」
「何?」
「……夕方、までで良い。それまでに、アリサには俺から全てを話す。
 だから、それまでアリサと一緒にいさせてくれ」
「よかろう。お前からの頼みじゃからな」



 アリサはやや疑問を持った。
 ハヤトからのデートの誘いは嬉しい。しかし、何か違う。
 ハヤトの瞳はどこか悲しそうな感じがしていた。
「あの、ハヤトさん?」
「何?」
「……いえ、何でもないです。ただ……」
 近くに出ていた出店の品物を見る。ハヤトも少しだけ見てみた。
 アクセサリーや指輪など、小物ばかり売っている。
「綺麗……」
 アリサは出ていた小さな指輪を見ていた。
 綺麗な銀色で、何の特徴もないただの指輪だ。けれど、どこか好きだった。
 ハヤトがアリサの顔を窺いながら静かに出店の人間にお金を渡す。
 そして、指輪をアリサの左薬指にはめる。アリサは少しだけ唖然とした。
「ハヤトさん……?」
「……一応、婚約指輪かな? とりあえず、プレゼント」
 照れながら頬を掻くハヤト。アリサは微笑んだ。
「ありがとうございます。……これで、私はハヤトさんの立派な妻ですね」
「いや、気が早い……」
 だったら指輪を買って、さっきの言葉を言うなよ。と自分に言い返してみる。
 けれど、偽りの気持ちじゃない。いずれは、本当に自分の側にいて欲しいと思った。



 町全体が見渡せる場所で、ハヤトはアリサの横顔を見た。
 綺麗な長い黒髪で、どこか惹かれそうな瞳。そして優しく微笑んでくれる。
 そんな大好き――――心から愛した人が、目の前から消えて欲しくないと思った。

 ギュッ

「きゃっ……」
 小さな声を漏らす。ハヤトはアリサを抱きしめた。
 アリサが自分の前からいなくなる。そう思って放したくなかった。
 アリサは最初驚いていたが、少しずつハヤトの背中へ手を回す。
「……温かい」
 ハヤトに身を預けるようにして、アリサは強張っていた力を抜いた。
 アリサを抱きしめた状態で、ハヤトは悲しい瞳を見せた。
「……アリサ、話しておかなきゃいけない事があるんだ」
「……お婆様の事ですか?」
 アリサには分かっていた。今朝、ハヤトの祖父・獣蔵の姿があった時から。
 ハヤトは驚かず、軽く頷く。
「……分かっていました。ハヤトさんとお別れの時だって」
「……ごめん」
「いいえ。でも……」
 アリサの瞳から涙が零れ落ちる。
「でも……やっぱり悲しいです……」
「アリサ……」
 ハヤトは、ただアリサを抱きしめるだけだった。



 夕方、アリサの弟・アランがこっちにやって来た。
 どうやら、祖父はもうネセリパーラに行かないらしい。
「ウゥゥゥ〜!」
 サキのペット・ケモノがアランを見て唸っている。
 アランはやや怯えながらも、ハヤトの方を向く。
「兄貴、久しぶり! んで、姉ちゃんとどこまでやった!?」
 その言葉を放つと共に、速攻で犬に噛まれる。
 ナイスタイミング。そう言わんばかりに、ハヤトはため息をついた。
 アランが悲鳴を上げ、庭中を駆け巡っている。
 ハヤトはアリサの髪を優しく触れた。アリサが目を細めて微笑む。
「……ちゃんとした食事をしてくださいね」
「ああ。アリサこそ、霊力を扱いなれるのは良いけど、無茶するなよ」
 言いたい事とは違う事を言っている。それは、二人とも自覚している。
 けれど、上手く言い出せない。ハヤトはただアリサを見つめた。
「……言いたい事あったけど、何故か言えなくなった……」
「……私もです」
「……今度こそ……今度こそ約束するから。今度は、俺の方からアリサに会いに行く」
「はい……」
 絡めあう手。そんな時、アランがネセリパーラへ還る為に時空移動装置を起動させる。
 まだ足にはペットのケモノが噛みついている訳だが。
 引きつった顔で、さらに痛みを堪えつつもアランは言う。
「姉ちゃん、準備できたぜ!」
 その言葉にアリサは頷いた。二人は手を放す。
「……あの、ハヤトさん……」
「何……?」
「……最後に……キス、お願いできますか?」
「……ああ」
 顔を近づけ、唇を軽く触れさせてから、ゆっくりと重ねた。
 どれ位の間、キスしていたのか分からないが、アリサは微笑んだ。
「アリサ、約束守るから。今度こそ」
「はい……私、待っています……」
 そして、アリサは異世界へ還っていった。
 妹のサキがハヤトの裾を掴む。
「お兄ちゃん……お姉ちゃん、どこ行ったの……?」
「……お家に帰ったんだよ。本当のお家にね」
「もう帰って来ないの……?」
 サキが今にも泣きそうな顔で訊いてくる。ハヤトは優しく頭を撫でた。
「帰って来るよ」
「うっ……ひっく……」
「サキ……」
 サキは泣く事を堪えていた。
 強い子だ。今まで――――ハヤトが「泣いたら駄目だ」と言った日から、決して泣く事はなかった。
 そう、唯一残された家族がハヤトだからだ。嫌われたくないと思ったからだ。
 ハヤトは自分の妹を抱きしめる。
「今日だけは泣いて良い。我慢なんかしなくて良い」
「……うっ……ううっ……」
 ハヤトに抱きしめられたまま、サキは泣いた。母を失ったあの日のように。
 アリサがこの家に来て三ヶ月少し。その短い時間で、サキにとってアリサは本当の姉だった。
 兄がいないと言う辛さを小さくしてくれた姉。兄と同じように大好きな姉。
 ハヤトはサキの頭を撫でながら、一つの決意を固めていた。
「……霊力を取り戻す……!」
 あの時の戦いで失った霊力を取り戻す。自分の為にも、アリサの為にも。
 今度こそ約束を果たそうと思った。

 そして、この日から二ヶ月の時が流れる――――



 第五章 アリサの誕生日の日に「ただいま」

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