第六章 ハヤトの力、光の鳥


 ハヤトは自分の中で熱くなる鼓動が抑えられなかった。
《邪神王》となった雷魔が、一瞬でヴァトラスの目の前まで接近する。
「な!?」
『黒炎掌ォォォッ!』
 ダークネス・ジハードから漆黒の炎が放たれ、ヴァトラスが直撃を受ける。
 ヴァトラスが唸りを上げる。瞬時に防御したが、威力は高かった。
 ハヤトは剣を赤熱に輝かせ、霊力を集中する。
「メテオ・オブ・シャインッ!」
 放たれる無数の赤熱の波動。雷魔はニヤリと笑みを溢す。
『ダーク・エクスプロォォォドッ!』
 ダークネス・ジハードが漆黒の球体を放つ。メテオ・オブ・シャインが無力化された。
 ハヤトは目を見開いた。漆黒の球体が、メテオ・オブ・シャインの攻撃を吸収して巨大化する。
 ヴァトラスが左手に光を集める。
「聖霊天掌破ッ!」
 放たれる青い波動。しかし、漆黒の球体には通用しなかった。
 ヴァトラスが低い唸りを上げる。「逃げろ」と言っているのが、ハヤトには伝わっている。
「ここで逃げるわけにはいかないんだ! ヴァトラス、お前だって、それは同じだろ!?」
(しかし……)
「しかしじゃない! 俺達はもう誰も死なせたらいけない……これ以上、悲しみが増えちゃ駄目なんだ!」
 漆黒の球体を前に、ハヤトが剣を元に戻した。
 赤熱に輝く神の槍をヴァトラスに持たせ、漆黒の球体を睨みつける。
「力を貸してくれ、グーングニル!」
「――――龍神光闇斬!」
 ヴァトラスの後ろから放たれる二つの龍の波動。漆黒の球体に吸収される。
 二刀の剣を持つ霊力機が、漆黒の球体を前に霊力を集中した。
「剣聖鳴動斬!」
 光り輝く刀身が現れ、漆黒の球体を斬る。見事に無力化した。
 ハヤトがやや唖然とした顔で霊力機を見る。
「シュウ……兄……?」
「……どうやら、ブレーダーで戦う場合には、本気を出さなければ死ぬか」
「え……? で、でも、あそこまで強い力を……霊戦機じゃないのに……?」
「忘れたか? 私は、純粋な《霊王》の血を継ぐ人間だ」
 そう言われると、何も言えなくなる。確かに、《霊王》の血を継ぐ神崎家の中でシュウハは強い。
 ただでさえ、身華光剣術の二刀剣技を使える唯一の男だからと言う理由もある。
 しかし、シュウハも霊力が爆発的に高いのだ。
「二人掛りで行くぞ。ハヤト、まだ戦えるか?」
「……ああ。ヴァトラスの損傷もそこまでない。そうだろ?」
 ヴァトラスが唸りを上げる。どうやら、覚悟を決めてくれたようだ。
 最大なる力を持つ《邪神王》に、ハヤトとシュウハが力を合わせ、剣に霊力を込める。
「青龍破靭斬ッ!」
「龍神光闇斬!」
 三つの龍の波動が放たれた。



 イシュザルトのブリッジ。アランは、勝手に動き出した霊戦機達に焦る。
「おい!? 勝手に動くなっつってんだろ!?」
 今起きている事に何かを感じているのは分かるが、操者を待って欲しいと思う。
 とりあえず、コンピュータを使って格納庫のハッチを展開させた。
 人工知能イシュザルトが警告する。
『警告。操者の搭乗していない霊戦機は危険。危険』
「うるせぇ! こうしねぇと格納庫が壊れるだろが!」
 ハッチが開いた事を確認し、霊戦機達が自分の意思で出撃していく。
「とりあえず、あいつらは操者の元に言ったはずだ。おいお前ら、霊力機の出撃準備やるぞ!」
 整備員達に罵声を上げ、アランはハッチを閉じた。



 ペガスヴァイザーが《漆龍》を相手にしている時、怒涛の波動が放たれた。
 肩にミサイルを積んでいる《血煙》の怨霊機アムルギア。
 そして、その隣には《破邪》の怨霊機がいた。
「あらあら、増援ですね」
(間延びした口調で言うな。しかし、厄介だな。一気に三体が相手か……!)
 幻影で避けつつ戦う事は出来るだろうが、攻撃面では期待できないだろう。
《破邪》がヴィクトリアスの姿が無い事を確認し、地面に降り立つ。
『《武神》が『進化』したと聞いて、私も来てみたが、出撃していないようだな……』
『だからと言って、《破邪》よ、戦う気はないと?』
『そうだ。私の相手は、彼しかいない』
 怨霊機もその言葉に賛同し、静かにしていた。《血煙》がやや困った顔をする。
 しかし、《斬魔》へと『進化』を果たした《武神》の強さは凄かった。
《神王》と呼ばれる存在を超えられるだろう。間違いなく、まだ強くなる。
『それでは、二対一でいきますか。新たなる《天馬》の霊戦機よ、私が相手です』
「いや、お前の相手はディレクダートがすると言っている」
 雷撃が走るビームがアムルギアを襲う。《血煙》はその姿を確認した。
 左肩に搭載している荷電粒子マグナム砲を構えたディレクダートが睨んでいた。
『《炎獣》が進化した霊戦機ですか……。良いでしょう、まずは、あなたから倒されるのです』
「黙れ。少なくとも、ディレクダートはそう言っている」
「おらおらおらぁ! グランドォォォッ、ギガキャノンッ!」
 続けて放たれる波動。《地龍》の霊戦機リクオーが巨大な砲門を構えていた。
 一緒に乗っているサポートのミーナが溜め息をつく。
「はぁ……ちゃちゃっと終わらせるわよ、ゼロ……」
「おうよ! んで、その後はミーナちゅわんとチュー!」
「しないわよ!」
 殴られる。この光景は相変わらずだった。
《血煙》に向かって放たれた波動は、巨大な腕を持つ怨霊機に止められた。
『ふん、《地龍》か。デスペランサにとっては弱い相手だな』
「んだとぉ!? だったら、俺が相手だ、くそったれ!」
「って、ただでさえ操縦慣れていないのに、何言い出すのよ!」
「だいじょーぶ! 俺にはミーナちゅわんとの愛がある!」
「ないわよ!」
 怒鳴りを上げる。ゼロは「おぉう!?」と驚いた。
 デスペランサが巨大な腕を構え、リクオーに殺意を抱く。
『悪ふざけは止せ。デスペランサは、そう言った事に対して怒りを抱く』
「へん! テメェくらい、このリクオーが一撃必殺で倒してやるぜ!」
「だ・か・ら! そう言う事を言うな!」
 再び殴られる。そんな二人に、デスペランサが怒りを抑えられないでいた。
 操者に逆らい、高々と唸りを上げ、《魔神》の力を解放していく。
 強大な両腕に、青紫の闘気が纏われた。
 リクオーが応じたのか、背中に装備している長い砲身を持つグランドギガキャノンを手にする。
「おっしゃぁ、やってやろうじゃねぇか、リクオォォォッ!」
(……前操者の方が私は良かったのかも知れない)
 心の中で、リクオーはそう思ったりする。



 ヴァトラスとブレーダーの斬撃が繰り返され、ダークネス・ジハードを切り刻む。
 しかし、威力は低い。いや、相手の強さが異常なのだ。
 "覚醒(=スペリオール)"の力で引き出された《邪神王》の力は、ハヤトとシュウハよりも上だった。
「メテオ・オブ・シャインッ!」
「龍神光闇斬!」
 赤熱と化した無数の波動と、二つの龍の波動。ダークネス・ジハードは左手で受け止めた。
『この程度か!』
「強い……。シュウ兄、霊力は大丈夫か?」
 雷魔の言葉に軽く舌打ちしつつ、ハヤトはシュウハに訊いた。
 あれほど大技を放っているはずだから、霊力の消費はかなりのものだ。
 シュウハが眼鏡を取って、締めていたネクタイを緩める。
「霊力は抑えていたが、かなり消費した。ハヤト、お前は?」
「俺は大丈夫。ヴァトラスのアルトシステムのお蔭で、まだ戦える」
 霊力の消費は、身体にも疲労を与える。
 ハヤトの霊力は無限大だが、それだけはあった。
 しかし、アルトシステムの動きに合わせている今は、疲労感があまりない。
 ヴァトラスが神の槍を左手に構える。
「何か考えがあるのか?」
(神の槍は解放と封印を司る力を秘めている。その力を利用すれば、勝機はあるかもしれない)
「俺も同じ事を思っている。ヴァトラス、神の槍の力で機動性だけを上げる事は出来るか?」
 動きを速くすれば、最強の『無の太刀』ができるはず。
 その力でダークネス・ジハードに多大なダメージを与えようと考える。
「……一か八か見せてやる、『無の太刀』と呼べる軌跡を!」
 太陽の剣を戻し、神の槍を短めに持つ。刀身に霊力を集中し、赤熱の刀身が伸びた。
 風に舞うかのようにヴァトラスの翼が大きく広がり、駆け出す。
『甘い!』
「――――『裂』ッ!」
 剣で受け止められる。ハヤトは目を見開いた。
 最初に放つ『裂』の太刀が簡単に受け止められた。相手には見えていた。
 ダークネス・ジハードが剣を手にしていない手に闇を集める。
『邪王破刃牙ッ!』
 闇の力が込められた拳が、まるで獅子の牙の如くヴァトラスを襲う。
 ハヤトは素早く避けたが、ヴァトラスの右腕がもぎ取られた。
「うぁぁぁぁぁぁ!?」
 ヴァトラスを通じて激痛が走る。ハヤトはヴァトラスの左手に神の槍を集中した。
 もぎ取られた右手に持っていた神の槍が左手に持たされ、治癒の霊力がヴァトラスの右腕を再生させる。
 顔を歪ませつつ、ハヤトは冷や汗を額に浮かべる。
「……くっ、すぐに治癒の霊力を使っても、ここまで……」
「大丈夫か?」
「……ああ。けれど、まだ痛みがある……シュウ兄、この強さ、半端じゃない……」
「覚えておけ、ハヤト。あれが、"覚醒"の力だ」
 その言葉にハヤトは息を呑んだ。どこか恐ろしい雰囲気をシュウハから感じた。
 ヴァトラスが再び太陽の剣を手にする。
「ハヤト、"聖域(ゾーン)"には入っているか?」
「いや、今はヴァトラスの動きに合わせる事が出来ているから」
「入っておけ。"聖域"に入った状態なら、敵の動きも見切れるはずだ」
 シュウハの言うとおりに、ハヤトは集中力を高め、"聖域"の領域へ入る。



 ディレクダートのミサイルがアムルギアへ放たれる。
 しかし、アムルギアは両肩から無数のミサイルを放って攻撃を阻止した。
『火力はこちらの方が上です。どうするのですか、《蒼炎》の操者?』
「……考えていない。俺はただ、ディレクダートを信じるだけだ」
 陽平の額に《蒼炎》の称号が浮かび上がる。
「蒼炎波動破」
 蒼炎の波動を放つ。アムルギアは胸から波動を放って無力化する。
 そして、アムルギアの両肩から無数のミサイルが発射された。
「……ブラストジャルヌーク」
 背中からブーストユニットが放たれ、砲門が開いて無数のレーザーが放たれた。
 ミサイルを全て迎撃し、ディレクダートが全身の砲門を解放する。
 砲門全てに霊力が集められ、ディレクダートが獅子の如く咆哮を上げた。
「ファイナル・フレア」



『暗黒空絶斬ッ!』
「飛閃裂空斬ッ!」
 勢い良く振り落とされた剣を前に、ヴァトラスが弧を描いて下段から受け止める。
「疾風幻影斬ッ!」
『黒炎掌ォォォッ!』
 放たれる漆黒の炎だが、ヴァトラスは先手を打ち、瞬間的に姿を消して斬りつけた。
『無の太刀』と互角の動きが出来る剣技。しかし、そのダメージは大きくはない。
『ウォォォオオオオオオッ!』
「はぁぁぁああああああっ!」
 剣と剣がぶつかり、火花が舞う。剣の腕は互角だった。
 いや、ハヤトの方がわずかに押している。"覚醒"の力を持つ相手を押すほどの実力は、やはり天才だった。
 二人から距離を取り、様子を見つつシュウハは思う。
「……やはり、ハヤトのセンスは良いな。剣術においては、あの祖父でも苦戦するだろう」
 最も、現役の《霊王》でない今の祖父相手に、だ。
 間違いなく、祖父は今までの《霊王》の中で一番の強さを誇るだろう。
 そして、ハヤトはそんな祖父の実力を誰よりも受け継いでいる。
 ヴァトラスとダークネス・ジハードが互いに距離を置く。シュウハはハヤトに話し掛けた。
「ハヤト、お前だけでどうにかなるな?」
「……ああ。不思議と動きが分かる」
「そうか。私は嫌な予感がするからイシュザルトへ戻る」
「……じゃあ、アリサの事……頼む」
 どこか照れ臭いように言う。シュウハはふっと笑みを浮かべ、ブレーダーをイシュザルトへ向かわせた。
 ブレーダーが向かったのを確認し、ヴァトラスが敵を睨む。その時、遠くから砲撃が放たれた。
「あれは……!?」
 ダークネス・ジハードを襲う砲撃。ハヤトは目を見開いた。
「霊力機……!? 怨霊機を相手に戦う気なのか!?」
 霊力機と怨霊機での差はアランから聞いている。ヴァトラスが唸りを上げた。
「分かってる! 誰も死なせない。コト姉!」
『聞こえてるよ。ハヤト、あんたは戦いに集中しな。あれらは、あたし達でどうにかする』
 コトネの言葉を聞き、ハヤトが剣に霊力を集中する。
 雷魔は霊力機の部隊を見て、ニヤリを笑みを溢した。
『面白い。見せてやる、《邪神王》の力をな!』
 漆黒の闇がダークネス・ジハードを包み込む。



「あ、アルフォリーゼ国霊力機軍団!? こ、国王は何考えてやがる!?」
 霊力機を全て出撃させた後、アランは格納庫で状況を見ていた。
 国で作られた高性能を誇る霊力機軍団。しかし、それは無謀だった。
 相手がゼルサキス国の霊兵機なら良いが、怨霊機相手に霊力機は赤子同然である。
 アランがイシュザルトに叫ぶ。
「イシュザルト! 今すぐ国に通信を繋げろ!」
「そうはさせませんよ」
 アランの後ろから姿を現せる謎の人物。黒衣に身を包み、赤い瞳を持つ男。
 アランへ手を向ける。アランは息苦しさに襲われた。
「がはっ……げ……え……!?」
「見えざる糸。私の霊力で作った糸で、今あなたの首は絞められているのです」
「て……げほっ……」
 顔が青ざめていく。迂闊だった。まさか、イシュザルトに操者だけが侵入するなんて。
「ぐ……あ……」
「もう堕ちますか?」
「それは、あんたの方だよ」
 瞬間、回転が勢い良くかかった拳が男を襲う。霊力で具現化されていた糸が消え、アランは咳き込んだ。
「げほっ……げほげほげほっ……」
「何か嫌な霊力を感じたと思えば、まさか敵が侵入なんてな」
「……あ……姉貴さ……ん……」
 ポキポキと指の骨を鳴らし、コトネが男を睨みつける。
「生身でここに来た事に後悔するんだね」
「それは私の台詞です。生身で挑んだ事に後悔しない事を祈ります」
 男は静かに笑みを溢した。



『ダァァァクディスグレイザァァァッ!』
 ダークネス・ジハードが漆黒の龍の波動を放つ。霊力機の部隊が一瞬で消された。
 ハヤトが何かを感じる。熱く怒りに燃える鼓動を。
『はははははは! もっとだ! もっとお前らの死を見せろ!』
 再びダークディスグレイザーを放つ。アルフォリーゼ国の霊力機部隊は何も出来ずに消されていく。
(……ダークネス・ジハード……!)
 ヴァトラスが怒りに奮える。ハヤトにもそれは伝わっている。
 ダークネス・ジハードに向けて左手に光を集める。
「聖霊天掌破ッ!」
 放たれる波動。しかし、ダークネス・ジハードは軽く受け止めた。
 瞬時にヴァトラスへ近づき、首を掴む。
『大人しくしておけ。貴様は最後に料理してやる!』
「ぐっ……この……!」
『大人しくしておけって言ってんだよ!』
 ダークネス・ジハードが力を込める。ヴァトラスは必死に抵抗した。
 霊力機の一機がダークネス・ジハードに攻撃する。ハヤトの中で何かが疼いた。
 悪寒が全身を駆け出す。ダークネス・ジハードはヴァトラスを吹き飛ばし、攻撃してきた霊力機へ迫った。
 左手で霊力機の頭部を握り、右手に闇を集める。
『邪王破刃牙ァァァッ!』
 霊力機のコクピット部を貫き、手中にして握り潰す。
 その姿を見て、ヴァトラスがすぐに立ち上がった。グシャリと言う嫌な音がハッキリと聞こえた。
「――――! 貴様ぁぁぁああああああっ!」
 ハヤトの中で熱くなっていく何か。それがついに弾けた。
 ヴァトラスの手にする太陽の剣に黄金の光が集まり、ハヤトの瞳が変わる。
 燃え盛る太陽の如く光り輝く瞳。ヴァトラスの胸に《神王》とは別の称号が浮かび上がった。
 光り輝く鳥が羽ばたいている称号。剣をダークネス・ジハードに向ける。
「く・ら・えぇぇぇぇぇぇっ!」
 放たれる黄金の波動。ダークネス・ジハードがダークディスグレイザーを放つ。
 二つの波動は激しくぶつかり、そして相殺された。
 雷魔が笑みを溢す。"覚醒"した力と互角の力を前に。
『それが貴様の力か。ようやく、本気を出したな!』
「……今のは……光の力……?」
 断片的に浮かび上がる知らない記憶。光の鳥が全世界の平和の為に使った最強の光の力。
 ヴァトラスが唸りを上げる。光の力はまだ目覚めたばかりとは言え、とても温かく、強い。
「……"光の守護力"……そして、レジェンド・ヴァード……? それが、俺の本来の力……」
『くくく……もっとだ、もっとその力を引き出せ!』
「……ヴァトラス、行くぞ!」
 ヴァトラスとダークネス・ジハードが剣を向け合う。
『ダァァァクディスグレイザァァァアアアアアアッ!』
「レジェンド・ヴァァァドッ!」
 再び放たれる黄金の波動と漆黒の波動が、今の二人の強さを示していた。

 光と闇、この二つの強大な力が激しい戦いを続ける――――



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